今人気急上昇中のキーワードについてのブログです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨年3月に79歳で亡くなった作家、城山三郎さんの晩年の手帳
「文化手帳」が見つかり、22日発売の「小説新潮」新年号に
内容の一部が掲載される。
備忘録と日記の役割を兼ね、妻に先立たれた男の寂しさや
体力の衰えと戦う老いの心情を率直に物語っている。
文化手帳が見つかったのは市販の手帳1998年~2006年版の9冊で、
神奈川県茅ヶ崎市の仕事場の机などにあるのを、
遺品を整理していた遺族が確認した。
城山さんは日記をつけておらず、スケジュール管理用の手帳に、
仕事や趣味のゴルフの記録に交じって、日々の心境を書き込んでいたらしい。
98年の手帳では、夫人との旅行や会話の記述があり、
熟年夫婦の仲の良さをのぞかせるが、
00年2月に愛妻、容子さんが亡くなった後は、
度々夢に見る妻への思慕の念を悲痛な文章でつづっている。
城山さんは、17歳で海軍に志願、戦後は、かつて自分がひかれた忠君愛国の
「大義」などへの疑問から、経済小説を開拓、戦争小説も精力的に執筆し、
組織と個人の関係を問い続けた。
晩年のこの時期は、その集大成ともいえる「指揮官たちの特攻」や、
死後刊行され29万部のベストセラーとなった結婚生活の回想録
「そうか、もう君はいないのか」を執筆している。
「文化手帳」が見つかり、22日発売の「小説新潮」新年号に
内容の一部が掲載される。
備忘録と日記の役割を兼ね、妻に先立たれた男の寂しさや
体力の衰えと戦う老いの心情を率直に物語っている。
文化手帳が見つかったのは市販の手帳1998年~2006年版の9冊で、
神奈川県茅ヶ崎市の仕事場の机などにあるのを、
遺品を整理していた遺族が確認した。
城山さんは日記をつけておらず、スケジュール管理用の手帳に、
仕事や趣味のゴルフの記録に交じって、日々の心境を書き込んでいたらしい。
98年の手帳では、夫人との旅行や会話の記述があり、
熟年夫婦の仲の良さをのぞかせるが、
00年2月に愛妻、容子さんが亡くなった後は、
度々夢に見る妻への思慕の念を悲痛な文章でつづっている。
城山さんは、17歳で海軍に志願、戦後は、かつて自分がひかれた忠君愛国の
「大義」などへの疑問から、経済小説を開拓、戦争小説も精力的に執筆し、
組織と個人の関係を問い続けた。
晩年のこの時期は、その集大成ともいえる「指揮官たちの特攻」や、
死後刊行され29万部のベストセラーとなった結婚生活の回想録
「そうか、もう君はいないのか」を執筆している。
PR