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「足をすくわれる」とは、ちょっとした隙に付け込まれて相手に失敗させられる
という意味の慣用句。
「足をすくわれる」を「足元をすくわれる」と間違える人が増えているという。
「足元」は文字通り足の近く、立っているところという意味なので、
すくうことはできないので、この場合「足をすくわれる」が正解。
「ぶぜん」や「げきを飛ばす」の意味を取り違えたり、慣用句も「足元をすくわれる」と
間違えたりする人が7割に上ることが、文化庁の2007年度国語に関する世論調査で分かった。
言葉の意味を尋ねた設問で「ぶぜん」を「腹を立てている様子」と誤ったのは70・8%で、
正答の「失望してぼんやりとしている様子」は17・1%だった。
「げきを飛ばす」も72・9%が「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」と間違え、
正答の「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」とした人は19・3%だった。
議論や意見が出尽くして結論の出る状態を表す「煮詰まる」は、10-30代の7割程度が
「議論が行き詰まり結論が出せない状態」と誤った。
逆に50代と60歳以上は7割が正解し、世代間の差が目立った。
慣用句の使い方では「卑劣なやり方で失敗させられること」を、「足元をすくわれる」とし
不正解だったのは74・1%。「足をすくわれる」の正答は16・7%だった。
論理を組み立てて議論を展開することを「論戦を張る」と誤ったのは35%で
本来の「論陣を張る」25・3%を上回った。
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