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フウセンウオは、ダンゴウオ科に属する北方系の魚で、
北オホーツク海や日本海の宗谷北部に生息しています。
本種は、ダンゴウオ科に属する魚で北海道周辺では、10種が生息しています。
その中でも北オホーツク海、日本海宗谷北部では、
イボダンゴ・ナメダンゴ・ヒラダンゴ・フウセンウオ・ホテイウオ・コンペイトウの6種が
よく見られます。
この種は、巻き貝の中に産卵し雄が保護するといわれていますが、
フウセンウオを飼育研究している機関がないこと
(文献が少なく、一年で成熟するのか年魚なのか、産卵の頻度、生育環境等々未解明)から
生態解明のため、今後も継続して飼育観察がされています。
体は、球形で腹鰭は吸盤に変形します。
体表の骨質コブ状突起の数は少なく、下顎腹面部にコブ状突起や皮質突起はありません。
第一背鰭は高いのが顕著でコブ状突起が見られません。
また、体全体に多くの小黒点が分布し体長6cm程度が成魚と思われ、
生育環境は水深90~150m付近に生息しているものと思われます。
なお、食用としては利用されていません。
まだまだ謎の多いこのフウセンウオ。
エプソン品川アクアスタジアムで6月7日から公開されています。
風船にひっつく魚たちをディスプレーした水槽「ふうせんだもの」が人気を博しています。
この様子がYahoo!トップで紹介され、話題を呼んだようです。
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